ムーミンが好きすぎてDVDは昭和ムーミンとバケーション？バカンス？を除いた全てを揃え、 突如として現れた(IKEAが発端なの？)北欧ブームにも流されずただただ清く？純粋にムーミンを愛しているのだけど、アニメ冒険シリーズは製作者を一人づつゲンコツしたいくらいに大嫌いなんだな。 なぜ白鳥恵美子さんの歌声をOPにもEDにも起用しなくなったのか？ 彼女のクラシック調の歌声はまだ音楽への関心を持っていない子供たちが最初に出逢うライトクラシック的な役割も持ち合わせていたであろうに!!私は小さい頃に聴いたムーミンの曲をずっと覚えていたし、この曲を聴くとワクワクして仕方がなかったのを強く記憶しているよ。 また、なぜ白鳥恵美子さんのナレーションを廃止したのか？ 彼女のゆったりしっとりとした声から始まるムーミンには上品さがあり、幼い子供の耳にも優しいものがあったのだ。 そして色使いが原作のイメージを大切にしていた初期から大幅に変わり果てて下品な原色系になる。…蜷川ミカ、リュック・ベッソンの作り出す色彩感が大の苦手な私には苦痛で苦痛で堪らなく耐え難いものと様変わりしてしまった。 あと、キャラの造形が当時流行っていたであろうアニメ調に超改悪化されてムーミンの鼻が丸みを喪いムーミンの目？瞳が複雑化し(アニメ的になった。)眉毛が発生しやがった！原作にも時々描かれていたけれど、基本は眉毛なんて無いからね？ 原作で眉毛あるパターンは媒体が紙面だから感情の表現の一環であって、極度の驚きや恐怖感を演出するためのものだよ？アニメなんだから声が当てられてるんだから、そこまでの過度な眉毛付け足し描写は不要だろ！ んで、スナフキン、スノーク、フローレン、ヘムレンさんの出番の少なさに違和感を覚えるような回が増える。 フローレンはガールフレンドでもあるので登場自体はすれど会話のキャッチボール的な仕様が冒険からは比較的に少なく感じ、変わりにスニフがフローレンよりもグイグイ前に出るようなポジに替わる。 スナフキンはスナフキンでムーミンの唯一無二の大親友な筈なのに出てこない回が増える。 スナフキンのトーンは変わらないから、唯一そこに安らぎを覚えてしまう。 そして、ミィのキャラが完全に崩壊する。 個人的に僕は僕はのオナニストなスナフキンとは違って、全体図を理解してて的確に物事を決められる建前の無い自分の気持ちに正直なミィが一番好きなんだけど、そんな彼女の魅力でもある大切な部分が一切感じられない演出に変わってしまった。 他のキャラとの会話のキャッチボールが減り、一方的に騒音ツッコミするだけの無様なキャラに成り下がっている…この異質な扱いは何故なんだと問いたい!! 訪いて問いたい！ 書籍を全部集めた訳じゃないからまだ各回の話の擦り合わせもそこまでは出来ないんだけど、 もし万一楽しいシリーズのアリサやクラリッサ辺りが実はオリキャラでしたー！だったとしても、全く原作感を害わない＆損わないステキ仕様さは製作陣のムーミンへの理解度、愛情度が非常に高かったって事だよね。そうだよね？この解釈は間違ってるの？ 初めて冒険シリーズを観た時に犯人は誰だと、戦犯は誰だと兎に角製作陣の影響を与えたであろう人物をチェックしたものだよ。 確か何と無くコイツか！って人は発見したんだ。名前忘れたけど。 レイアース？…違う…友達のアニオタど真ん中な姉ちゃんが好きだったんだよ…林原めぐみさんが主人公の声を当ててる有名なアニメ……スレイアーズ？スレイアース？だったと思う。 スレイアース？の顔面を丸みを奪ったムーミンの顔面に当て嵌めた感じが冒険シリーズのムーミンキャラの造形なんですわ(´；ω；`) キモいのキモくないのって超マヂでキモイ！ ムーミン感がダクダクと損失された全くの黒歴史扱いでイイと思う！ 黒歴史ってか暗黒歴史？漆黒歴史？ そして何よりも最大最悪のキモいポイントは、 当時のアニメ的なオーバーな演出が増えたって事！ 物語に効果を与えていない効果音の無駄遣い！ 寧ろ耳障り。 キャラ達の驚き方や笑い方なんかの演出がトーベ・ヤンソンを昭和ムーミン以来にして再度激昂させられるだけの要素を充二分に含んだ当時のジャパニーズアニメーションの筆舌を尽くし難いダサすぎるノリ・テンションな演出になってしまった事！ 他のアニメでなら然程気にならなかったんだろうとは思う。 何故、ムーミンでやろうとした？ 何故、ムーミンでやってしまったのか？ 日本七不思議の一つとして取り上げられても過言ではない由々しき事態である事は紛れもない事実だと言いたい。 愚かにも過ぎるだろう！ あの原作感を残した完成度の高い素晴らしい“楽しいムーミン一家”シリーズを新たなシリーズ、冒険シリーズで汚し辱しめ愚弄した罪を例えるならば 国を上げて世界中でも“不要不急の外出を控えましょう”と言われている状況下なのに 『家にずっと居るとストレス堪るんだよね。どうやってストレス発散して良いか分からないからパチ屋で発散しに来てるんだよね。国はもう少しストレス発散する何かを考えてもいいんじゃないかと思うんだよね～。どうやって発散したらいいか分からないよ～』と、 昼おびだかワイルドスクランブルだかバイキングだかのインタビューにだいたいこんな感じの内容で答えてたオッサン並にヤバい。 肝心かつ大事な事を無視してる辺り色々とヤバいよ。 冒険に移る少し前から怪しさは現れていたけれど、それでも冒険程の劣悪じゃあなかった。 今年の頭かな？暮れの頃かな？BS４Ｋで令和ムーミンが放送されたんだけど、果たして冒険で泥を塗りたくってしまったムーミン歴史の損じられた汚された思いでは、無事に塗り替えられる仕様に収まりをみせたのか非常に気になるところよ。 バカンス？バケーションはカエラたんといい色使いのポップさといい、商業的な扱われ方がムーミン的ではなかったけど、北欧ブームの走り出し時期だったし商業的に扱われても仕方が無いかなとは思った。 冒険ほどムーミン感は害われて居なかったし。 多方面に対して商業的ではあるけれど。 冒険をリメイクしてくれないかな…当時の声優さんを何とか揃えて。 あ、声優さんてランクが有るんだっけ。 そうなるとトップランカーが多ければ多い程ギャラが発生して作品自体が作れる予算を越えてしまうんだな？ いや、でも平成ムーミンの声優さんを集めて平成ムーミン初期に回帰した演出・構成を以てリメイクして頂きたい。 当然、 白鳥恵美子さんの歌声を乗せて。である ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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