ゆるゆる書いてくもの

2020年06月19日(金)
【性や性病を考えよう月間。ボーイズ ドント クライ】
ブロークバック マウンテンを観た後に観るには中々酷な内容の作品。

性の在り方に苦しむ主人公がそれでも精一杯に愛に自分のありのままに生きようと足掻く話って言っていいのかと。


しかも実話が下地にあるっていうから尚辛い。


観ていて不快感を感じるのは性は暴力的なものの引き金になる側面も持っているのだなと改めて思わせるから。



えーと、確か前歯に特徴のある女優さんだったと思うんだけど、主人公を演じているのはヒラリー・スワンク。

主人公を破滅させる人物を演じるピーター・サースガード。
彼はヤバい奴を演じる事が多いのかな?
それともヤバい演技が板にハマるもんだからそう思うのかね?



この作品を観ていると、
自分の性は産まれた時に形造られたモノで正しいのか、それは自分を象徴するモノとして受け入れていいものなのか?

そういう他者には理解されない苦しみの中で生活をする人が確かに居るのだという訴えが見えてくる。



ちょっと話が作品からずれるんだけど、思春期って自我の性がまだ不完全なんだとか。

先天的な性の不一致は別にして、思春期は精神的にも肉体的にもまだ未熟で不安定で、それ故に性への混乱が生じる瞬間があるんだとか。

混乱て言葉は適切ではないと思うけれど、その混乱…曖昧はいずれ自然に解消されて自分の性を認識してゆく。


私も同性に好意を持った時が一瞬だけあったよ。

思い出そうとすると眩しくて暑い初夏の陽射しと相手の背中が。
衣替えをして薄手の布地から伝わる相手の“存在感”が性的な気持ちにさせてきてかなりドギマギとしたよ。

二人乗りしてて私は荷台に乗ってたからね。
相手の肩に手を置くのを恥ずかしくて躊躇ったもんさ。

初恋とは違う淡い記憶だね。



と、まぁ思春期というのは兎に角自分の性に疑問が生じる瞬間があったりするのだよ。

皆が皆では無いよ?
勿論。

環境や状況がそうさせる場合がほとんどかと。



このボーイズ ドント クライは一度でも自分の性に不安や疑問を感じた事がある人には色々と投げ掛けてくるものが多く描かれているのかと思います。

ただ、救われる話では無いし、惨い。残酷。
憂鬱になる話なので、観る時には心して。


12:31
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