Main 104/105ページ 「あ、相子ちゃん相子ちゃん。俺イカ焼き食いて〜。」 「ん。じゃー行こうぜ。」 和泉に手を引かれイカ焼きの出店まで歩く。ふと何気なしに和泉の横顔を見ればいつものごとく米が髪についていた。 (...今日もかよ、) やっぱりいつもの和泉だ、なんて安心しつつ、早く早く〜、と笑う和泉に笑みが溢れる。少し緊張がほぐれたような気がした。 「あんま急ぐと転ぶぞ。」 「ひっで〜。俺はガキじゃねぇっつぅの〜。」 ヘラッ、と笑う和泉に俺は繋いでない方の手を伸ばす。 「えっ...?」 一瞬驚いたような和泉に俺は米をとってみせた。 「米ついてんぞ。相変わらずだなお前。」 「あははっ。本当だ〜!」 なんでなんで〜?、とはしゃげ和泉になんだかなぁ、と呆れていればイカ焼きの出店が見えてくる。 「あっ。イカ焼き発見〜。相子ちゃんも食う〜?」 そう聞かれ俺は少し首を捻ってから、いいや、と呟いた。 [ページ] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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