生まれ育った岩手、東北を襲ったあの大震災から今日で丸1年を迎えました。日本中、世界中の方々のご支援・ご協力があって、復興へ向けて確実に前へ進んでいます。岩手県民の1人として、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。 2011年3月11日14時46分 東北地方太平洋沖地震発生 あの日のことは、今でも鮮明に覚えています。電気が消え、ラジオ・携帯からの情報だけが頼り。沿岸が大津波で大変なことになっているとは聞くものの、今どうなっているのか…沿岸在住の知人との連絡も全くと言っていいほど取れず、不安で夜も眠れませんでした。 電気が復旧して一気に情報が入ってきて益々不安は深まるばかり。今自分に何ができるのか、どうするべきなのか、考えても何も出てこない自分に対して憤りさえ感じました。そして、自分自身を責める日々が1ヵ月以上続きました。 復興の為に動こう! そんな思いが強まったのは8月上旬、震災後初めて陸前高田市を訪れた日でした。海水浴場が…、松の木が…、ホテルが…、道の駅が…、野球場が…。私の知っている高田の街がそこにはありませんでした。ただただ唖然とするばかりでした。 ボランティア活動には、10月上旬の初参加後、計5度参加させていただきました。遠く離れた場所からわざわざ訪れている方も多くいらっしゃいました。仕事内容は、主に瓦礫の撤去や側溝の泥あげ…。多くの方々と出会い触れあうことで、日本人の絆の強さを改めて実感致しました。そして、楽天・嶋選手会長も仰っていた人の力=A本当に凄い!これからも復興の為に全面協力します。 一歩一歩前へ進んでいる東北ですが、まだまだ復興へはかなりの時間がかかります。先日、陸前高田を訪れた際、前回訪れた時と比べると店舗数が増えていました。8月に震災後初めて訪れた時に比べると、明るい兆しも見えました。しかし、海の方へ向かうと、見えてくるのは瓦礫の山。1年経った今でもその現状は変わっておりません。 今年は、『復興元年』とも言われています。正直、完全復興には何年かかるかはわかりません。それでも、絶対に明るい未来はやってきます。沿岸の被災地の皆さん、美しい自然、美しい三陸の海を取り戻す為にも、その日がくるまでともに前へ進みましょう。 被災地の1日も早い復興を祈っています。 最後に、先の震災で犠牲になられた全ての方々に対し、改めて哀悼の意を表します。 2012年3月11日 東北犬鷲応援団管理人 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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