リリアン・レイツェル


リリアン・レイツェル

リリアン・レイツェル(Lillian Leitzel 1892年1月2日生)
 [ドイツ・サーカス曲芸師]


 ブレスラウ(現在のポーランド・ヴロツワフ)でサーカス一座の両親のもとに生まれた。ブランコ乗りの芸を仕込まれ、1908年にアメリカに渡った。1914年にリングリング・ブラザーズ・サーカスに入団し、空中曲芸の名手として評判を得た。小柄でしなやかな肢体で、母が開発した飛び板ブランコの飛び乗りで「世界最大のショウ」をアメリカで流行らせた。1920年にサーカス団員と結婚したが、1924年に離婚し、1928年にはブランコ乗りの相手役アルフレッド・コドナと結婚した。
リリアン・レイツェル2

 1931年2月13日にコペンハーゲンのヴァレンシア音楽ホールでの公演中、吊り輪が外れるアクシデントに見舞われ21フィート(約6.4m)の空中から転落した。彼女は脳震盪と脊髄損傷を負い、病院へ運ばれたが、事故から2日後に合併症で亡くなった。彼女はカリフォルニア州のイングルウッド公園墓地に埋葬された。

 1931年2月15日死去(享年39)


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