パスカル・オードレ（Pascale Audret 本名：パスカル・アイゴンネ・ルイーズ・ジャクリーン・マリー・オフレー 1935年10月12日生）［フランス・女優］
パリ郊外ヌイイ＝シュル＝セーヌ生まれ。幼少期はスペインに住み、5歳よりバレエのレッスンを始めた。パリに戻ってからは、モンマルトルのミュージック・ホールの舞台に立ち、オリヴィエ・ユスノーに認められたのがきっかけで、演技の勉強を始める。1954年に映画デビューし、数作品に端役で出演。1958年、フランソワ・ヴィリエ監督の『河は呼んでいる』のヒロインに抜擢され、清純可憐なスターとして人気が爆発する。その後は、野性的な色気も出せる女優に成長した。他に『危険な遊び』（1958年）、『カラビニエ』（1963年）、『カトマンズの恋人』（1969年）等に出演。1970年代以降は、テレビドラマに多く出演した。
私生活では、1965年に音楽プロデューサーのフランシス・ドレフュスと結婚。二人の間に生まれた娘ジュリー・ドレフュスは、モデル・女優として活躍している。1973年に離婚。俳優のサミー・フレーと婚約したこともあったが、結婚にはいたらず解消した。
2000年7月17日、友人の俳優レミー・キルヒが運転する自動車が交差点でトラックと交通事故を起こし、レミーと同乗していたパスカルは両者とも即死した｡
2000年7月17日死去(享年64)
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