1/16ページ目 「淡き群青」 桜の花弁千切る様 薄紅色の肌さらけ 身籠る者はドクドクと暗い闇の中で笑みを浮かべ蠢いた 濡れた下肢 赤いリンパ乱れた息は貴方思い 外は陽が欠けて でんでんの音 群青が… 瞬きを知らす 眠りにつく様 泣くにも泣けない有様が どうして少しも恐くはないから 暖かいのにさあおいで おぼろな月は二人霞め 冷たい体抱き寄せた 覚めない夢と思っていた唄口ずさむ ルルル…ラララ… 四月の雨は残酷 蕾は咲かぬまま土に落ちた 無意味に唇五度嘆だ 痛みが足りません… 瞬きを知らす眠りにつく様 泣くにも泣けない有様が どうしても少しも恐くはないから 暖かいのに どれだけ 貴方は光を求めて 私に問い叫んだの 小さな生命は 淡き群青の中で蠢くだけ…遠くへ [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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