1/10ページ目 「イデア」 あの頃に観た『景色』に似た夕暮れを観てしまうと、 甦る色彩、まるでそこに君が居るかのような、錯覚に。 いつか君は言いました。 『人はひとりじゃ生きられない』 だから、此の場所に置き去りのままの心は、いつまでも君を探しているのですか? 『さよなら』さえも未だ告げられず、ひとり、先に逝く君を想う。 薄情だと責めてもいいですか?君の居ない世界に何の意味があるのでしょうか? 君の背中が遠ざかり、また夜の間が訪れる。 桜散る頃、二人で交わした約束だけは、忘れないで。 あの日、胸に秘めた『この言葉』を告げていたらきっと、違ったのでしょう? 勇気を出して告げれば良かった。と…行き場のない後悔だけが残るまま… 離れていると、伝わらない事もあるのに… ねぇ…どうして、あたしに何も言ってくれなかったの…? さよなら、桜。やっとここで、君に伝える事ができます。 長い月日に終止符を。『永遠』を『あの空の向こう』で。 季節外れの桜舞う頃、君に伝えたかった言葉を。 『あたし、ずっと傍にいるよ』 君の隣でその終わらない歌を…。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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