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半世紀ぶりの潮干狩り解禁、「かわさきの浜」にぎわう/川崎
川崎臨海部にある東扇島東公園の人工海浜「かわさきの浜」で29日、潮干狩りが始まった。かつては遠浅の砂地が広がりアサリ漁が盛んだった川崎の海。戦後の高度経済成長とともに姿を消したが、市民の声を受けて半世紀ぶりに復活した。初日は多くの家族連れでにぎわった。

 青空の下、海岸は待ちに待った市民で埋め尽くされた。川崎区の斉藤信さん(73)は「1時間でバケツいっぱいになった。友達と分けて、おいしくいただきます」と手にした、たくさんのアサリを見せた。同区の岡倖吉君(4)は「おみそ汁にして食べる」とにっこり。幸区の会社員太田大助さん(35)は「浅瀬で波も高くないので子ども連れでも楽しめる」とうれしそうに話した。

 市港湾局によると、砂浜は長さ約180メートル、幅約50メートル。これから夏にかけてが最盛期という。人工海浜のため、ルールとして(1)2センチ以下の貝類の持ち帰り禁止(2)幅15センチ以上の器具の使用禁止(3)採取量は1人当たり2キロ未満―の3点を掲げている。

 「かわさきの浜」は入場無料。JR川崎駅東口から市バス東扇島循環で「東扇島東公園前」下車、徒歩1分。問い合わせは、川崎港管理センター港営課電話044(287)6034。



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小学校教諭や地域ボランティアなどを対象に、環境学習のノウハウを学んでもらう「東扇島塾」が22日、川崎市川崎区東扇島の東扇島東公園で開かれた。

 NPO法人「多摩川塾」の主催で、多摩川流域の小学校の教諭や市民ら約40人が参加。塾長で多摩川の自然再生活動に取り組んでいる俳優の中本賢さんも講師として参加した。

 同公園の人工海浜「かわさきの浜」で、玉網を使って生態調査・観察を実施。アサリなどの貝類のほか、アユやボラ、スズキ、イシガレイ、ヨウジウオなど22種、792個体が見つかった。

 多摩川塾では2008年からこの場所で定点的に生態調査を行っており、担当者は「イシガレイなどはきれいな環境で生息する。昨年よりも種類や個体数が増えており、人工海浜の自然度が高まってきた証拠」と分析している。

川崎市立上丸子小学校の教諭(28)は「過去に参加した時とは違った生き物もいて面白かった。ここで学んだ知識を学校の環境学習でも生かしたい」と話していた。



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